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「一人で食事することが多い大人たちに、心温まる居場所を」
この言葉に惹かれて、12月11日に神戸で初開催された異空間大人食堂®に参加してきました。
実は、先日村岡恭子さんにインタビューさせていただいた時から、この取り組みが気になっていたんです。
そして偶然にも、神戸在住の梶さんが自宅で開催すると知り、すぐに参加を決意。
事前のMessengerグループでの交流から、既に期待感が高まっていました。
通常は120分の開催ですが、今回は特別に180分。
この貴重な3時間で体験した、異空間大人食堂®の魅力を、できるだけ臨場感たっぷりにレポートしていきます。
最後まで読むと、きっとあなたも参加したくなるはずです。
安心の事前交流!Messengerグループで始まる異空間体験
実は、異空間大人食堂®の魅力は参加当日だけではありません。
参加申し込みをした後、すぐにFacebook Messengerのグループに招待されたんです。
ここでは、参加予定の皆さんが自己紹介をしていき、
どんな方々が参加されるのか、事前に知ることができました。
お仕事や興味のあることなど、気軽な自己紹介を通じて、少しずつ参加者同士の距離が縮まっていきます。
「初めての参加で少し緊張していたけれど、
Messengerでの交流のおかげで、当日はリラックスして参加できそう!」
そんな安心感を覚えながら、当日を迎えることができました。
これって、とても素敵な仕組みだと思いませんか?
見知らぬ場所で初対面の人々と食事を共にするのは、誰しも少し緊張するもの。
でも、このMessengerグループのおかげで、その不安が自然と解消されていくんです。
玄米ご飯に手作りナポリタン!健康的で温かい家庭料理に舌鼓
梶さんの素敵な自宅に到着すると、すでに温かい料理の香りが漂っていました。
高層マンションからの眺望も素晴らしく、クリスマスの装飾が施された室内は、まるでカフェのような居心地の良い空間。
一人一人の席には名札が置かれ、料理が美しく盛り付けられていました。
今回のメニューは:
- 玄米ご飯
- ケチャップを使わない優しい味わいのナポリタン
- 2種類の春雨
- 白菜の漬物
- バナナの天ぷら
- お味噌汁
特に印象的だったのは、添加物を控えた優しい味付けと、玄米を使用するなど健康に配慮された点。
春雨の天ぷらという意外な組み合わせも、サクサクした食感と相まって絶品でした。
普段なかなか手の込んだ料理を作らない私にとって、まさに懐かしい家庭の味でした。
15人が一つのテーブルを囲み、自然と会話が生まれていきます。
Messengerで事前に交流があったおかげか、初対面とは思えないほど和やかな雰囲気。
青いグラスに注がれた水を飲みながら、隣の方と話すうちに、徐々に会話の輪が広がっていきました。
テーブルのあちこちから笑い声が聞こえ始め、心も体も温まっていくのを感じました。
そして食事が進むと、いよいよ本格的な交流タイムの始まりです。
緊張知らず!誰でも自然と話せる"魔法の自己紹介シート"
食事が進むなか、スタートしたのが異空間大人食堂®ならではの交流タイム。
なんと、ここで活躍するのが「参加者自己紹介シート」という素敵なアイテムです。
このシートに書く内容がとってもユニーク!
- お名前、住んでいる地域、ご職業
- 今年を漢字一文字で表すと?
- 今年1番感謝したい人は?
- 来年の目標を漢字一文字で表すと?
書き終えたシートは袋の中へ。そこからランダムに1枚ずつ引いていきます。
ここからが面白い!引いた人は、そのシートを書いた方に質問ができるんです。
「その漢字にはどんな思いが込められているんですか?」
「感謝したい人との思い出を教えてください」
質問をきっかけに、自然と話が広がっていきます。
誰かの話に「私も!」と共感の声があがったり、似た経験を持つ人が見つかったり。
気づけば15人全員が、まるで長年の知り合いのように和やかに会話を楽しんでいました。
初対面の人と話すのが苦手な方でも、このシートがあれば自然と会話の輪に入れるんです。
お互いの価値観や経験に触れ合えるこの時間。
実は、これは異空間大人食堂®の醍醐味の一つなんです。そして、この後にはさらに素敵な展開が待っていました…
デザートと「ほめゲーム」で広がる笑顔の輪
和やかな自己紹介タイムを経て、可愛らしい器に盛られたデザートの登場です。
青と黄色の模様が素敵な器には、みずみずしいリンゴが。さらに、思わず笑顔になるような黄色いヒヨコの飾り付けも。
そして、このデザートタイムに合わせて始まったのが、素敵な「ほめゲーム」。
緑色のカードを一人一枚引いて、書かれているお題に答えていきます。
「時間にうるさい」という言葉を良い表現に変えてみましょう——というお題が出ると、
「きっちり計画が立てられる素晴らしい能力の持ち主!」
「時間を大切にできる信頼できる人」
など、参加者それぞれの視点で素敵な言葉が次々と生まれます。
また、「隣の人の素敵なところを見つけて、それをさらに素晴らしく表現してみましょう」というお題も。
たった数時間一緒に過ごしただけなのに、お互いの良いところを自然と見つけられる不思議な時間。
デザートの甘さと、温かい言葉が行き交う空間に、会場の空気がどんどん柔らかくなっていくのを感じました。
これまで参加してきた交流会の中で、ここまで自然に、そして心地よく会話が広がっていく場は珍しいかもしれません。
実はこの「ほめゲーム」、Amazonでも購入できるそうです。家族や友人との集まりでも使えそうですね。
そしてゲームが終わる頃には、最初は少し緊張気味だった参加者も、すっかりリラックスした表情に。
この後、さらに素敵な展開が待っていました…
片付けも楽しい!そして続くオンラインでの交流
異空間大人食堂®らしい心温まる時間はエンディングまで続きます。
「ほめゲーム」が終わると、自然と皆で片付けが始まりました。
食器を運んだり、テーブルを拭いたり。この時間も素敵な交流の場に。
仕事や趣味の話で盛り上がったり、連絡先を交換したり。
強制ではない自然な流れで、お互いの距離がさらに縮まっていきます。
そして、帰り際には
「また参加したい!」
「次はいつですか?」という声があちこちから。
180分があっという間に過ぎていました。
でも、ここで終わりではありません。
参加者全員が入っているMessengerグループでは、帰宅後も和やかな会話が続いています。
「今日は楽しかったです!」
「お料理、本当に美味しかった!」
「あ、私、上着を忘れてしまいました…😅」
「次回も楽しみですね!」
そんな温かいメッセージが飛び交い、時には忘れ物の報告で思わず笑顔になったり。
オンライン上でも、優しい空気感がそのまま続いているんです。
この体験を通して感じたのは、異空間大人食堂®が単なる食事会ではなく、人と人との本当の繋がりを生み出す場所だということ。
だからこそ、ファンが増え、リピーターが増えていくんだなと実感しました。
村岡さんの「のれん分け」で、この素敵な取り組みが全国に広がっていくのが今から楽しみです。
皆さんの地域でも、きっとすぐに開催されるはず。その時は、ぜひ参加してみてください!
きっと、あなたにとっても特別な思い出になるはずです。