「性」を語れる社会へ - 障がいのある人の幸せな人生を支える
- 名前
- 小西理恵
- 会社名
- 一般社団法人 輝き製作所
- キャッチコピー
- 「性」を語れる社会へ - 障がいのある人の幸せな人生を支える
- 一言
- 障がいのある方の性の悩み、誰にも相談できずにいませんか?私たちは、適切な性教育と支援で、誰もが自分らしく生きられる社会を目指しています。一緒に変化を作りましょう。
誰にも言えない悩み
障がいのある方の性の問題、あなたは知っていますか?
見過ごされてきた深刻な現実 - 障がいのある方の性の悩み
皆さん、ご存知でしょうか?
今この瞬間も、多くの障がいのある方々とその家族が、誰にも相談できず、孤独に性の問題で悩んでいます。
- 「息子の性的な行動にどう対応すればいいの?」
- 「娘に生理の説明をどうすればいいかわからない」
- 「障がいのある私にも恋愛する権利はあるの?」
こうした切実な声が、社会の中で置き去りにされているのです。
相談しても理解されない現状
驚くべきことに、多くの施設や学校でも適切な対応ができていません。
- 相談しても「見て見ぬふり」をされる
- 「性のことは対象外」と門前払いされる
- 「障がい者に性欲なんてない」と誤解される
このような対応が、悩みを抱える人々をさらに孤立させているのです。
私たちの使命 - 誰もが安心して性を語れる社会へ
一般社団法人輝き製作所の代表、小西理恵です。
私たちは、こうした深刻な現状を変えるため、以下の活動を行っています:
- 講演活動: 支援者や家族に正しい知識と対応方法をお伝えします。
- 性教育講座: 障がいのある方々に、わかりやすく実践的な性教育を提供します。
- 個別相談: プライバシーに配慮しながら、一人ひとりの悩みに寄り添います。
なぜ、この仕事が必要不可欠なのか
適切な性教育の欠如は、単なる知識の問題ではありません。それは:
- 望まない妊娠や育児放棄
「育児がこんなに大変だと思わなかった」と育てられなくなり、
お子さんが乳児院や施設で育っていたり、命が消えてしまう事もあります。 - 性犯罪の加害者や被害者になるリスク
- 健全な人間関係を築く機会の喪失
といった深刻な問題につながる可能性があるのです。
私たちの強み - 理解と実践の融合
- 障がい特性を考慮した、わかりやすい伝え方
- 当事者との対話から得た、リアルな課題への洞察
- 支援者、家族、当事者それぞれの立場に寄り添ったアプローチ
目指すのは、誰もが自分らしく生きられる社会
性教育は、一人ひとりの尊厳を守り、豊かな人生を送るための基礎となるものです。
私たちは、障がいの有無に関わらず、誰もが自分の性について安心して話せる社会を作ることを目指しています。
あなたも、この重要な取り組みに参加してみませんか?
一緒に、誰もが幸せに生きられる社会を作りましょう。
「誰にも言えなかった悩み」から始まった、障がい者の性教育への挑戦
私が障がい者の性教育に携わるようになったきっかけは、ある衝撃的な出来事でした。
障がいのあるお子さんを持つお母さんが、息子の性欲に自らの体で応えていたのです。
「このままでは息子が性犯罪者になってしまうかもしれない」。
そんな恐怖と不安から取った、最後の手段でした。
この話を聞いた時、胸が締め付けられる思いでした。
「これは、お母さんが頑張ることじゃない。」
社会全体で取り組むべき問題なのに、なぜ一人のお母さんがここまで追い詰められなければならないのか。
その時、私の中で何かが変わりました。
それまで私は、風俗の仕事に携わっていました。
祖母の介護をきっかけに福祉の世界に入り、障がいのある方々と接する機会も増えていました。
でも、「性」の問題については、誰も触れようとしませんでした。
避けられ、隠され、時には否定さえされる。
そんな現状に、もやもやとした思いを抱えていたのです。
あのお母さんの話を聞いて、私は決意しました。
「誰かがこの問題に向き合わなければ。その誰かに、私がなろう。」
最初は、右も左もわかりませんでした。
性教育というだけで、多くの人が耳を塞ぎます。
まして障がい者の性教育となれば、なおさらです。
でも、一歩一歩進んでいくうちに、少しずつ変化が見えてきました。
講演を聞いた施設の方が、「うちの施設でも話してほしい」と声をかけてくれる。
親御さんから、「こんな相談できる場所があって本当に心強い」と言ってもらえる。
何より、障がいのある当事者の方々が、生き生きとした表情で性について学んでくれる。
そんな一つ一つの反応が、私の原動力になりました。
今では、講演活動や性教育の講座、個別相談など、
様々な形で障がいのある方々の性の問題に向き合っています。
まだまだ課題は山積みです。
制度の壁もあります。偏見や無理解との闘いは続いています。
でも、私には夢があります。
全ての都道府県に、障がいのある方が性について安心して相談できる窓口を作ること。
そして、障がいの有無に関わらず、誰もが自分らしく生きられる社会を作ること。
この夢の実現に向けて、これからも一歩ずつ、でも確実に歩んでいきたいと思います。
皆さんも、この歩みに加わってみませんか?
一緒に、誰もが幸せに生きられる社会を作っていきましょう。
施設の方々へのメッセージ
障がい者支援施設で働く皆さま、日々の支援にご尽力されている事と思います。
利用者さんの性的な行動に困惑したことはありませんか?
「どう対応すればいいのか分からない」
「見て見ぬふりをするしかない」
そんな思いを抱えていませんか?
実は、多くの支援者さんが同じ悩みを抱えています。
でも、これは皆さまの責任ではありません。
私たち自身、適切な性教育を受けてこなかったのですから。
一緒にに学んでいく必要があるのです。
私たちの講演や研修では、障がい特性を考慮した具体的な対応方法をお伝えしています。
利用者さんの尊厳を守りながら、適切に関わるためのヒントが見つかるはずです。
まずは、お気軽にご相談ください。
皆さまの施設に合わせた内容で、お話しさせていただきます。
一緒に、利用者さんの豊かな人生を支える環境を作りませんか?
障がいのあるお子さんの親御さんへ
お子さんの性的な行動や発達に不安を感じていませんか?
「学校の先生に相談しても、取り合ってもらえない」
「このまま放っておいて大丈夫?」
「他の親は、どうしているの?」
そんな思いを一人で抱え込んでいませんか?
大丈夫です。あなたは一人じゃありません。
多くの親御さんが同じ悩みを抱えています。
でも、誰にも相談できず、孤独に悩んでいるのです。
私たちは、そんな親御さんの声に寄り添い、一緒に考えていきます。
お子さんの障がい特性を理解した上で、どんな支援が必要か、何ができるのか。
お子さんの強みを生かしながら、分かりやすく伝える方法を一緒に見つけていきましょう。
性について語ることは、決して恥ずかしいことではありません。
むしろ、お子さんの健やかな成長と安全を守るために必要不可欠なことなのです。
まずは、気軽にご相談ください。あなたの思いを、じっくりお聞かせください。
共感してくださった方へ
私たちの活動に共感してくださり、ありがとうございます。
「障がいのある人たちの性の問題って、本当に大切だね」
「もっと多くの人に知ってもらいたい」
「私も何か力になれることはない?」
そんな風に思っていただけたなら、とても嬉しいです。
実は、私たちには皆さんの力が必要なんです。
この活動を全国に広げていくには、まだまだ多くの仲間が必要です。
障がいのある方の性について一緒に学び、広めてくれる仲間を探しています。
あなたの地域で、講演会や勉強会を開いてみませんか?
または、障がいのある方の性について学ぶ講座に参加してみませんか?
経験や専門知識は問いません。
大切なのは、「障がいのある人たちの幸せな人生を応援したい」という思いだけです。
私たちと一緒に、誰もが自分らしく生きられる社会を作っていきませんか?
ご興味がある方は、ぜひお問い合わせください。あなたにできることを、一緒に見つけていきましょう。